今回はベランダに差し込む強い西日から盆栽を守るため
イレクターパイプを使用して「日よけ棚」を作ってみたのでご紹介いたします
ちなみにイレクターとは
スチールパイプにプラスチックをコーティングしている軽くて丈夫な素材で
パイプと各種ジョイントパーツの組み合わせることで
様々な形を作り出すことができる素材です
詳しくはメーカーである矢崎化工株式会社のホームページをご覧ください
図面
イレクターを使用して「日よけ棚」を作るにあたって
まずはどのような形にするか考えて図面を書きました
下手な手書きですが↓こんな感じです
安定性を重視し下枠の短手の長さは上枠よりも150㎜長くし450㎜としました
使用した材料
イレクターパイプ
イレクターパイプは長さ3種類で合計12本使いました
600㎜×8本
450㎜×2本
300㎜×2本
イレクタージョイント
イレクターパイプを繋ぐイレクタージョイントは3種類で合計10個です
J-14ジョイント×6個
J-7Cジョイント×2個
J-5 ジョイント×2個
イレクター専用接着剤
接着剤はイレクター専用の接着液を使用します
ジョイントに接着液を注入するためのスポイトと注入管が付属していますが
とても使いづらかったです…😓
スポイトで吸入しようとしてもなかなか吸い込まず
いざジョイント部に注入しようとすると
スポイトと注入管の接続部分から接着液が漏れだしてしまいました😢
もしかして使い方を間違えたのかな…
組み立て
上枠
まずイレクターパイプ300㎜2本と600㎜2本
J-4ジョイント4個を使用して
上枠となる300㎜×600㎜の長方形を組み立てます
まだパイプをジョイントに差し込んだだけで仮組です
下枠
次にイレクターパイプ450㎜2本と600㎜2本
J-4ジョイント2個、J-5ジョイント2個、J-7Cジョイント2個を使用して
下枠となる450㎜×600㎜の長方形を組み立てます
J-7Cジョイントは450㎜パイプに通します
こちらも仮組です
上枠と下枠を連結
さらに柱となるイレクターパイプ600㎜4本を使用して上枠と下枠を連結します
こちらも仮組です
接着
最後に歪みを直してから
各接続部分にサンアロー接着液を注入し接着します
念のため1日時間をおいてジョイント部分が完全に接着されていることを確認してから使用開始しました
完成
余っていた使い古しのスダレをS字フックを使用しイレクターパイプにひっかけました
これで夏の強い西日を遮ることができると思います
使い古しのスダレで長さがかなり余っていますが良しとしましょう
盆栽をベランダの窓際に置くことで室内から間近に鑑賞できるようになりました
水遣りの際は垂れているスダレを上にのせてあげます
製作時間と費用
今回初めてイレクターを組み立てたのですが
組み立てにかかった時間は30分くらいで簡単にできました
図面が単純だからかな
組み立て時間よりもどのような形にするか考えたり図面を書くのに2~3日かかってしまいました💦
でも色々考えて図面を書き
それを自分の手で作り上げるのはとても楽しいですね
かかった費用はスダレを除いて6,000円くらいです
終わりに
今回は盆栽の日よけのために初めてイレクターを使ってみました
他にもアイディア次第で色んな物ができるので
機会があればまたイレクター組み立てにチャレンジしてみたいと思います
うずら